なかなか2回目の人工授精にチャレンジできない②

こんにちは😀
前回、やる気満々だった2回目の人工授精を病院の連休で空振りしてしまいました。
自分たちでチャレンジするも、当然のように生理が来てリセット。
わかっていたので落ち込みはしませんでしたが、1年でたった12回の貴重なチャンスを失ったのは悔しかったー😓

さて、気を取り直して今周期こそは2回目の人工授精にチャレンジするぞ!
いつものように、リセット後3日以内に通院して、そこから何度か通院を重ねて卵胞の成長具合を経過観察していきます。
次こそ妊娠するかなーという期待を胸に、長い待ち時間もへっちゃらな私でした。

やっと名前を呼ばれ、内診台に。
🧓「じゃあ診てみますねー」
👩「お願いします」
(ぶすっ。)
🧓「んー、、??あれ?ちょっと残っちゃってるかなー」
👩(残っちゃってる!?何が!?)
🧓「はい。また後で説明しますねー」

診察室で詳しく説明がされました。
🧓「前回の排卵、うまくいってなかったみたいだねー。排卵されなかった卵がまだ残っちゃってるんですよ。」
👩「えっ!そんなことあるんですか!?」
🧓「たまにあるんだよね。不妊じゃなくても皆10%くらいの確率で起こるんですよ。LUFといいます。自然と消えてくれたら良いけど、このまま残ってしまうと薬で強制的にリセットしてあげないとダメだめ。とりあえず、次また時間をおいて観てみましょう」
👩「はい・・・」

家に帰ってLUFについて調べてみると、先生の言う通り、たまに起こることのようでした。
LUFは黄体化未破裂卵胞と言って、卵胞の中で卵が成長しているにもかかわらず、なんらかの原因で排卵(破裂)することが出来ず、そのまま残ってしまうことのようです。
未破裂で残った卵胞は、そのままうまく吸収されることもあれば、残り続けてピルなど薬の力で消滅させるかどちらかになるようです。

え・・・。今周期、人工授精できるのかなあ。
とりあえず、数日後の診察の時、卵胞が吸収されていることを期待しよう。

そして数日後、診察の時。
🧓「じゃあ診てみますねー」
(ぶすっ。)
先生が説明を始める前に、ド素人の私ですらわかりました。
エコーに写る、おっきな黒いかたまり。
これまでこんなに大きな卵胞を見たことがありませんでした。
🧓「あーー。やっぱり残っちゃってるねぇ。LUFがあると次の卵胞は育ちませんから、今周期の人工授精はちょっと難しいかな。詳しくは後で説明しますねー」
👩(やっぱり。)

LUFのエコー。

診察室では、かなり大きくなってしまったLUFがあり、薬でリセットしなければならないことを説明されました。
今周期もチャレンジできないことが確定しました。

この時点で、1度目の人工授精をした時から約4か月が経過していました。
もともと生理周期が長めな私は28日周期できちんと生理が来ないので、人より1周期が長くなってしまいます。
4か月・・・1年の3分の1が終わってしまいました。
1年に12回あると思っていたチャンスは、フタを開けてみれば、4ヶ月に1回、つまり年に3回しか訪れないほど、私にとっては貴重なチャンスなんだと思い知らされました。
それと同時に、なかなか進まないことに対する焦りが次第につのり始めていました。

それでも、なんとか次の人工授精、もしくはその次にはきっと妊娠できるはずだという希望を抱き、なんとか自分の気持ちを整えながら、来周期に向けて前向きに過ごしていました。

次こそは・・・!🙁

つづく。