スマホだけで外出・お出かけ(鍵・財布不要・手ぶらでお出かけ・ミニマリスト)
いつからか、スマホだけでお出かけをしたい欲がでてきて、ついに達成する事ができました。
そんな僕の整理術をご紹介いたします。
目次
外出・お出かけに必要なもの
皆さん、外出に必要なものは何でしょうか。
もちろん1人1人違うと思いますが、私は主に下記になります。物が少ない男性の方は似たような感じではないでしょうか。
■休日に持ち歩くもの
①スマホ
②財布
・クレジットカード
・運転免許証
・健康保険証
・銀行キャッシュカード
・PASMO(パスモ定期券)
・現金(紙幣のみ)
③家の鍵
④ハンカチ
■出勤時に持ち歩くもの
上記①~④
+
⑤通勤用リュック(中身はノートPCや社員証など)
これらのうち⑤は出勤時にはどうしても必要になるため除外するとして、休日に持ち歩くものをなんとか①のスマホだけにできないか検討しました。
財布の中身をなしに、つまり財布を捨てる事ができるか。
そもそも財布のこだわり
実はそもそも、財布を極力、軽く、薄くしたいなという願望があり、色々と検討した結果下記のabrAsusの製品を利用していました。
■薄い財布(https://superclassic.jp/?pid=16355432)
はじめに手にしたのはこの薄い財布という製品でした。とにかく薄く、お札、小銭、鍵、カードが5枚入ってもポケットがほとんど膨らまず、快適に過ごす事ができました。
しかし、人は慣れてくると次々の欲望がでてきます。最初は薄さは快適だったのですが、だんだんと広さ、面積、が気になりだします。スマホよりも幅が広いため、一緒につかむ事ができず、ちょっとしたことがストレスとなっていきました。
そんな中、次の製品に手を出す事になります。
■小さい財布(https://superclassic.jp/?pid=31812710)
これは薄さを犠牲にする代わり、カードサイズにおさまり、手の中にしっくりとつかめる感触があります。
薄い財布よりコンパクトなので、よくスマホと小さい財布を一緒に置いており、一緒くたにつかんで出かけていました。しかしここでも人は慣れてくると欲望がでてきます。
やはりスマホに比べて、圧倒的に厚みがあるのです。しかも、小銭が重くて、ポケットがだらーんと下に垂れ下がる事もありました。
そしてここで1つ気づきました。
「小銭って不要じゃね?」
小銭を使うためだけに小銭を保持している事に気づきました。そもそもなるべくクレジットカード決済やスマホ決済にしていた事もあり、現金を使うシーンが仕事中の外食の時くらい。にも拘わず、小銭を持っている事に違和感を隠し切れず、次の製品に手を出す事になりました。
■薄いマネークリップ(https://superclassic.jp/?pid=51201)
これは、小銭を入れない。お札とカードだけのタイプになります。これは大きさもコンパクトだし、軽いし、しばらく重宝していました。やっと人生最後の財布にたどり着いたと思いました。しかし、あくなき探求心はまだまだ落ち着くことを知りませんでした。
この財布を使っていると、お出かけするときにスマホと、あと、財布といったように常にこの2つのことを頭に思い浮かべないといけません。そしてそれぞれが別のところにあったり、お出かけ中に忘れ物してないか、いつも気にしたりと。。。
そう、財布がある事自体がストレスになっている事に気づいたんです。
小さい財布の時に気づいていましたが、現金を使うシーンって、もうほとんどなくなってきている事に気づきました。そして、たとえ必要なシーンが出てきそうになったとしても、もう「現金が必要となるシーンを避けて生きよう」という結論に達しました。
わざわざ、現金が必要なお店に出かけなくなったのです。
そうすることで、お札まで不要になりました。あと残ったのはカード類と家の鍵になります。
これらは次の章で整理術をご紹介します。
運転免許証を削減できるか(運転免許証をスマホに?)
運転免許証ってなぜ必要なんでしょうか。私は自家用車を持っているので車を運転する時は必ず必要になります。それ以外に必要になったシーンはなんでしょうか。
そう、本人確認のシーンですね。なんらかの会員になったり、物を購入したりする際の契約等では本人確認を求められる事があり、その場合に運転免許証があれば1発で確認できるので、重宝している方もいるのではないでしょうか。
現在運転免許証をスマホに搭載する技術は既に確立されています。
Android Rを搭載したスマホであれば日本でも2020年には実現できそうな情報が入ってきています。
参考 https://japanese.engadget.com/2019/12/04/android-11/
素晴らしいですね。こういったものが根本解決ではあるものの
今今という意味だと、私は運転免許証は車の中に置いておく事にしました。
運転免許証は本来そのように使うようですね。もちろん車の盗難や車内荒しなどの犯罪にあえば紛失のリスクはありますが、そんなことよりも日々のストレス解消の方が有意義だと思います。
本人確認が必要なケースというのも、お出かけ前に事前にきっちりと考えて行動するようにしました。
というかそこまで、気にしなくても、本人確認が必要なケースなんてそんなにないはずです。
大丈夫ですよ。思い切って車の中か家の中に置いてしまいましょう!
銀行キャッシュカードを削減できるか(スマホATMの登場)
そもそも、「現金が必要となるシーンを避けて生きよう」という結論に達したのであれば、キャッシュカード自体持ち歩く意味はないです。
ただ、日本の現金至上主義は病的なほど社会に蔓延しているのも事実であり、世の中がお金で回っている以上、運転免許証のように万が一必要なケースが発生しても、「ま、いっか、あとでも」といかない場合もあるかもしれません。
そんな時便利なのがセブン銀行の「スマホATM」です!
参考 https://www.sevenbank.co.jp/personal/atm/spAtm/index.html
まだまだ利用銀行は少ないですが
「au じぶん銀行」
「セブン銀行」 ※2020年4月20日より可能になったようです!
というネット銀行が利用できるので、どちらかの口座を開設しておき、必要に応じてこれらの口座に送金すれば、キャッシュカードなしにセブン銀行のATMから現金を引き出す事ができます。
PASMO定期券カードを削減できるか(モバイルPASMOの登場)
長年私を悩ませてきたのは、このPASMO問題でした。搭乗駅、降車駅のどちらかがJRの駅であれば、モバイルSUICAが利用できるのはよく知られていましたが、完全な私鉄ユーザの私にとって、モバイルPASMOをどれほど待ち望んでいたことでしょう。
2020年3月18日よりモバイルPASMOがオープンしました!
参考:https://www.pasmo.co.jp/mp/and/
これのおかけで、PASMOの定期券をスマホに搭載する事が可能になりました。
クレジットカードを削減できるか(電子マネーの活用)
これはちょっと頭を悩ませる問題です。
実は、「現金が必要となるシーンを避けて生きよう」という事で生活していても
クレジットカードは利用できるが、電子マネーが利用できない。
という店はまだ結構あるため、「クレジットカードが必要となるシーンを避けて生きよう」というのは
まだ結構難しい状況です。
ただ、最近PayPayを始めとしたQR決済が台頭してきたことにより、今まで現金のみのお店が、クレジットカードはできないけど、電子マネー(つまりQR決済)はできるよ。というお店が増えてきました。
新型コロナの影響により、全世界的に働き方だけでなく、公衆衛生の考え方も大きく変わってくるだろうと思います。このスマホ決済はそういった感染症にも有効な、とても清潔な決済方法といえると思います。
クレジットカードを保持しない生活は一定のリスクがあるため、例えば仕事の時にはカバンに仕込む、車で出かける時は車に運転免許証と一緒に保持する、などして対策が必要かと思います。
ただし、ちょっと近くを散歩とか、都会を電車だけでぶらぶらするとか、であればクレジットカードを保持せずに生活する事は全く苦になりません。
健康保険証を削減できるか
2021年からマイナンバーカードが健康保険証として利用できる事になります。
参考:(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08277.html)
これによるメリットとしては
運転免許証を本人確認書として利用していている方
健康保険証を利用している方
これらをマイナンバーカード1本で管理できるようになる事です。
基本的に物を少なくしたい人にとって、カードを統合できるというのはメリットではないでしょうか。
また、運転免許証を安全にスマホに搭載できる仕組みができているため、すぐにマイナンバーカードもスマホに搭載する事ができるようになると思います。
そうすれば、スマホですべて完結する事になりますね。
取り急ぎ、上記の整備が終わるまでは、家に置いておこうと思います。
基本的に風邪ひいたときなどは、前もって家にある健康保険証をもっていけばいいわけですし、突発的に事故か何かで病院に搬送されたとしても、その瞬間に健康保険証が必要になるわけありません。
(病院に担ぎ込まれる人が処置されるときに健康保険証を見せるなんてできませんから(笑))
結局あとから、取りに帰ったり、家族や知り合いにとってきてもらえばいいわけですから、健康保険証に緊急性は全くありません。
家の鍵を置いて出かける事はできるのか(家の鍵をIoT化)
ある意味、これが一番簡単ですね。財布を置くよりもよっぽどハードルが低いです。
家の鍵をスマート化、つまりIoT化すればいいんです。
鍵だけでなく、家のスマート化については記事を書いていますので、ぜひご覧ください。
http://hoinohoi.com/smarthome/
家の鍵をIoT化する方法ですが、何通りもあるためご自分で調べた方がご自宅の鍵にあったものを選択できるでしょう。ここでは我が家の鍵についてご紹介します。
YKKapのスマートコントロールキー
参考 https://www.ykkap.co.jp/products/door/sck/pocket/
上記のURLに行ってもらうとわかりますが、スマホのおサイフケータイを利用して、鍵を開け閉めできるんですね。我が家を新築で建てたときに玄関の扉をこの製品対応のものにしたため、簡単にできました。
一応上記は、おサイフケータイという事もありAndroid対応のためiPhoneでは利用できないのですが
iPhoneユーザでもとあるIoT製品を利用する事で対応できます。
http://hoinohoi.com/smarthome/
こちらでも紹介していますが、「Switch Bot」という、指で押すスイッチをロボットが押してくれる商品があります。
YKKapのスマートコントロールキーは家の中でも操作盤がついており、手動で下記の画像のように操作が可能です。
例えば、来客者が帰る時に、玄関でくつをはいている時に開けてあげたり、自分が帰宅した際に、両手に買い物袋がある場合などで鍵を閉めるのを後回しにした際に、部屋の中から閉めたりできるんです。
これを利用します。
この操作盤に「Switch Bot」を貼り付けます。
あとは「Switch Bot」のスマホアプリから、この「Switch Bot」を遠隔操作すれば、スマホだけで家の鍵の施錠、開錠ができるわけです。

ハンカチを削減できるか(スマートハンカチ)
残念ながら、そのようなものはありません。ハンカチはおとなしくズボンの後ろポッケにでもいれておきましょう。もしスマートハンカチなるものをご存知の方がいればぜひ教えて下さいませ。