初心者がおさえるべきFX用語

2019年2月19日

FX超初心者の私が、本やラジオで勉強中にわからなかったFXに関係する用語をまとめています。
ここでは、経済指標が沢山出てきますが、指標から為替の動きを予想する時は、その値自体がどうかというよりは、前回値との比較もしくは予測値との比較で判断します。

原油在庫

原油在庫は毎週水曜日に、先週金曜日の値が発表される。
原油在庫と為替の関係は、次のとおり。
 ・在庫が多い→原油価格が安い→ドル高
 ・在庫が多い→原油価格が高い→ドル安
では、なぜこのような関係になるのか。
在庫が多いということは、需要が少ないということなので、価格が安くなり、
在庫が少ないということは、需要があるので価格が高くなるということは理解できる。
次に原油価格がドル高、ドル安につながる理由をまとめる。

原油在庫

製造業PMI /(米)ISM製造業景況指数

PMIとは、購買担当者景気指数とも呼ばれ、製造業PMIとサービス業PMIがあり、特に重要なのは製造業PMIである。各企業の購買担当役員に対し、生産意欲について、生産計画や資産調達、在庫、雇用などの面からアンケート調査を行った結果を数値化したもの。
第一営業日に発表。

アメリカでは、ISM(全米供給管理協会)が実施するアンケートに基づくことから、ISM製造業景況指数と呼ばれる。

PMIの値が50%を超えると景気拡大傾向、50%を下回ると景気後退傾向とみなされる。

雇用統計

第1金曜日に発表される。
複数の項目で構成されるが、特に大切なのは「非営業部門雇用者数(NFP)」「失業率」「平均時給」である。
当月の発表と一緒に、前月、前々月の修正値も発表され、修正値への注目も高い。
業種別で発表されますが、製造業が最も重要と言われる。

ミシガン大消費者信頼感指数

ミシガン大学が、消費者マインドに関するアンケート結果を指数化したもの。
速報は、第2金曜日に発表され、300世帯を対象に調査したものであり、確報は最終金曜日に発表され、500世帯に対し調査した結果である。

先物取引

将来のある時点(決算日)に、現時点で決めた価格で現物を受け渡しすることを約束する取引のこと。

原油先物(WTI)

WTIとは、ウエスト・テキサス・インターミディエート(West Texas Intermediate)の略。
原油には、原油の現物を売買する現物市場と、先物を売買する先物市場がある。
WTIは、生産量は少ないものの、原油価格の世界的指標となる。
世界最大のエネルギー消費国アメリカの原油であり、アメリカ経済を示す指標となっている。

生産者物価指数(PPI)

インフレの動向を見る指標として、毎月中旬に発表される。
アメリカ国内の販売業者の販売価格を調査した結果を指数化したもので、季節要因を受けやすく、価格が変動しやすい食品やエネルギーを除いた「コア指数」が重要視される。

製造業新規受注

米国商務省が毎月初旬に発表する、製造業の新規受注を示す経済指標。(前々月データが発表される)
好景気なら新規受注は増加傾向、不景気なら減少傾向となりやすい。

ブレグジット

イギリスのEU離脱問題のこと。
BritainとExitの組み合わせの造語である。
イギリスでは、2016年6月の国民投票でEU離脱票が上回り、2019年3月28日に離脱予定となっている。

NZD

ニュージーランドドルのこと。
愛称は「キウイ」(ニュージーランドの国鳥名)。